先日、文春オンラインの記事に「タトゥーの針はディスポーザブル(使い捨て)ではないと思うので、」という誤った認識で発言をされているお医者様のインタビュー記事が掲載されました。
タトゥーに関する誤った認識や人から聞き伝わった不確かな情報を世間で有識者とされる方達やメディアが発信されてしまうことでタトゥー業界に対する風評被害や誤った情報が正しいと世間で認知されてしまうことを危惧しています。
タトゥーイストやタトゥースタジオは一度そこでのお客様に対する悪いイメージが定着してしまうと死活問題になってしまいます。特に衛生管理の問題は致命的になりますのでタトゥーイストやタトゥースタジオ経営者の方達は非常にデリケートに考えています。
現在のタトゥーは滅菌済みのディスポーザブル(使い捨て)の針を使用することが基本となっています。またインクやお客様に使用する物も1度使用したら再利用せずに捨てるようにされています。
日本のみならずアメリカやヨーロッパ諸国においても彫師がお客様に使用する針や道具は使い捨てを利用することがスタンダードになっており、針やインクなどのタトゥー用品を製造販売をするメーカーも衛生品質管理を第一に製品の開発を行い、自発的にタトゥーイスト達に衛生管理に対する高い意識を持たせるように努めています。
当協会も今後も日本のタトゥーイスト全体で衛生管理に対する意識をより高めて頂き、沢山の皆様に安心して安全なタトゥーを利用頂けるよう啓蒙活動に努めてまいります。